[2007.07.16] 思ってた

僕の優しさ、いたわり、愛をすべてあげられたら良いと思ってる。

キウイフルーツを食べながらくだらない話で微笑んでいた日が少し懐かしいと感じる。君にとっての当たり前は僕の優しさの理由。ホットケーキに溶かしたバターがその唇に残って、それを拭き取った時に「生きていける」と思った。

結局君は痛みに、僕はくだらない話に逃げて、それはもう脳細胞の小さな電気信号でしかないけれど、今この場所で不器用な人と迎えられなかった夏を思い、バターが溶けるのを待つ。

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