いつまで

聾唖の街は砕け散って 誓いの言葉を君が読み上げた

触れ合おう

「私の体が私のものじゃなくなっても
この小さな小指だけは覚えていてね」

「まだ私は求めているのよ」
暗い穴を見つけて そこで暮らそう

「世界中の人が君の幸せを祈っても
君は幸せになれないだろう?」

ベッドで 本を読もう 簡単な本を 人が死なない本を 君が笑うような くだらない本を

「いつまでたっても背が伸びないの」
誓いに意味はない 誓いに意味はないんだ

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